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FXGTの両建ては禁止?【2026年最新】認められる取引・禁止事項・証拠金ルールを解説

FXGTの両建て記事のアイキャッチ

FXGT(エフエックスジーティー)の両建ては、同一の取引口座内なら公認の取引です。一方で、自分の別口座や他社の口座、他人の口座をまたいで反対ポジションを持つ両建ては、利用規約で禁止されています。

FXGTの両建てルールは、公式FAQ・利用規約(2026年4月公開のVersion 40)・ボーナス規約の3つに分かれて書かれています。本記事ではそれぞれの条項の中身を整理し、OKとNGの境界線を一覧にしました(2026年10月30日確認)。

あわせて、両建て時に必要証拠金がゼロになる条件と計算例、解除時に維持率が急落する仕組み、MT5での両建て手順、違反と判断されたときに規約上取られる措置まで解説します。

FXGTの両建てルールの要点
  • 同じ取引口座(口座番号)の中の両建ては公式FAQで認められている
  • 自分の複数口座間・他社口座との間・他の顧客と組む両建ては利用規約で禁止
  • 同じ銘柄・同じ数量の両建ては必要証拠金ゼロ。ただしスプレッド拡大でストップアウトは起こり得る
  • MT5のClose By(相殺決済)は使えない。解除は片側ずつ通常の決済で行う
  • 違反時は利益の無効化・ボーナス没収・口座ブロック・残高の7%差し引きなどが規約に明記されている

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目次

FXGTの両建てルール|同一口座ならOK

FXGTの両建ては、同じ取引口座の中で買いと売りを持つ限り、公式に認められた取引です。FXGTの公式FAQは、ネッティング(ポジションの相殺管理)は提供しない一方、ヘッジング(両建て)は同一の取引口座内であれば認めると案内しています。

一方で、FXGTの利用規約は、口座・業者・人をまたいで反対ポジションを作る行為を、ゼロカットやボーナスを悪用する取引として禁止しています。線引きの基準は「反対ポジションをどの口座で持っているか」の1点です。

「同一口座」はMT4/MT5の口座番号単位

FXGTでいう同一口座とは、マイページ(1つのアカウント)ではなく、MT4/MT5の口座番号ごとの取引口座を指します。FXGTでは同じメールアドレスで最大6つまで取引口座を開設できますが(利用規約第7.8条)、そのうち2つの口座に買いと売りを分けると口座間の両建てになります。

口座タイプの違う複数口座を持ち、口座ごとに別の戦略で取引すること自体は禁止されていません。問題になるのは、口座を分けて同じ銘柄、または値動きの相関が高い銘柄で反対ポジションを作る使い方です。

ルールが書かれている3つの公式資料

FXGTの両建てルールは1か所にまとまっておらず、次の3つの公式資料に分かれて書かれています。

  • 公式FAQ(取引):同一口座内のヘッジングは可、ネッティングとClose Byは不可
  • 利用規約(Terms & Conditions・Version 40):口座間・他社間・他者との両建ての禁止と、違反時の措置
  • ボーナス規約(Bonuses & Rewards Promotions Terms and Conditions):ボーナスに関連する両建てやアービトラージの禁止

FXGTの利用規約は、公式言語を英語と定めています(第2.4条)。本記事の解説は当サイトによる要約のため、重要な判断の前には最新版の英語原文もあわせて確認することをおすすめします。

FXGT利用規約の両建て禁止条項

FXGTの利用規約には、両建てに触れた条項が複数あります。いずれも同一口座内の通常の両建てではなく、システム・ゼロカット・ボーナス・スワップを悪用する目的の両建てを対象にしています。

両建てに関係する主な条項

両建てに関係するFXGT利用規約(Version 40)の主な条項と、各条項で定められた措置を一覧にしました。

FXGT利用規約の両建て関連条項

第2.6条同意事項(Acknowledgment)

手動・AI・EAのいずれでも、システムの悪用・ヘッジ・操作の試みを禁止。他者と組んだ内部ヘッジやゼロカット方針の悪用は、関連する取引と損益を無効にする対象と明記。

措置:口座の即時解約/関連する利益・ボーナスの没収/全口座のブロック/新規口座の開設禁止
第8.6条レバレッジ・証拠金

ゼロカットやボーナスの悪用例として、同一プロフィール内を含む自分の複数口座での両建て、他の顧客と組んだ両建て、第三者(他社)との外部ヘッジを名指し。故意かどうかを問わない書き方。

措置:ボーナスの控除と今後の対象外/関連口座ごとのブロック/利益の出た取引の無効化
第8.8条取引休止時間の悪用

両建てを含め、日次・週末の取引休止時間(マーケットブレイク)を悪用する取引を禁止。

措置:口座の停止・ブロック・閉鎖/待機注文の取消し/利益の出た取引の無効化
第16.8.9条スワップ

他社との両建てなど、プラススワップを通常の取引とは異なる形で得ようとする行為を対象に指定。

措置:追加のスワップ収益の付与を保留
第23.13条契約の終了

両建てを含む悪用・操作・不正と判断された活動は、契約の即時終了の事由になると規定。

措置:口座の閉鎖/利益の無効化/ボーナスの削除/ペナルティ手数料または残高の7%の差し引き

出典:FXGT Terms & Conditions Version 40(2026年4月)/当サイトによる要約

故意でなくても対象になる(第8.6条)

FXGT利用規約の第8.6条で注意したいのは、故意か否かを問わず(voluntarily and/or involuntarily)悪用とみなした取引を取り消せると定めている点です。複数の業者で同じEAを動かし、結果として同じ銘柄の反対ポジションが成立した場合も、意図とは関係なく外部ヘッジと判断される余地があります。

判断はFXGTの裁量(sole discretion)に委ねられ、違反の「疑い」の段階でも措置を取れる書き方になっています。グレーな取引そのものを避けることが、口座と利益を守るいちばん確実な方法です。

ボーナス規約にも両建ての条項がある

FXGTのボーナス規約にも、両建てを名指しした不正利用の条項があります。ボーナスに関連したあらゆる形態のヘッジやアービトラージ、相場のリスクを取らずにボーナスだけで利益を得ようとする取引パターンの兆候があれば、付与済みのボーナスと該当口座の取引・損益を無効にできると定めています。

同じ規約は、特典を1人・1メールアドレス・1電話番号・1決済手段・1端末につき1回に限り、職場やネットカフェのような共有ネットワークでも1回までとしています。FXGTは取引環境と取引内容を継続的に監視していると明記しており、名義やメールアドレスを分けても関連口座として扱われる前提で考える必要があります。

FXGTの両建てOK・NGパターン一覧

FXGTで認められる両建てと禁止される両建てを、公式FAQと規約の条項をもとに整理しました。条項に触れるおそれがある判断の難しいケースは、「要注意」として分けています。

OK認められる両建て

1つの取引口座で、同じ銘柄の買いと売りを同時に保有する
同じ口座の中で数量を変えた部分的な両建て(差額に証拠金)
指標発表の前に、同じ口座で一時的に反対ポジションを重ねる
複数口座を持ち、口座ごとに別の戦略で取引する(反対ポジションは作らない)

NG禁止される両建て

自分のFXGT口座Aで買い・口座Bで売り(同じマイページ内でも不可)
FXGTと他社の口座で反対ポジションを持つ外部ヘッジ
家族・知人など他の顧客と示し合わせた反対売買
プラススワップを狙った他社との両建て
別のメールアドレスで複数アカウントを作って行う両建て

要注意判断が分かれやすいケース

ボーナス口座で、相場リスクを取らずにボーナスや取引量だけを狙う両建て
複数の業者で同じEAを動かし、結果的に反対ポジションが成立する運用
日次・週末の取引休止をまたいで価格差を狙う取引

OKなのは1つの口座で完結する両建て

FXGTでOKなのは、1つの取引口座の中で同じ銘柄の買いと売りを持つ両建てです。数量を変えた部分的な両建てや、指標前に一時的に反対ポジションを重ねる使い方も、同じ口座の中であれば通常の取引として扱われます。

NGなのは口座・業者・人をまたぐ両建て

FXGTでNGになるのは、自分の別口座、他社の口座、家族や知人の口座のいずれかに反対ポジションを置く両建てです。どの形も、片方の口座がゼロカットで守られ、もう片方に利益だけが残る構造をつくれるため、規約で悪用とされています。

FXGTで複数口座を持つこと自体は問題ありません。マイページでは口座タイプの異なる口座を一覧で管理でき、口座ごとに別の取引をする分には規約違反になりません。

📷 SS-5|FXGTマイページの取引口座一覧(口座タイプの異なる複数のMT5口座が並ぶ状態・口座番号はマスク)(撮影後に差し替え)

「口座ごとに戦略を分ける」ことと「口座を分けて反対ポジションを持つ」ことは別物です。後者は、同じ口座番号の中で完結しない限り、意図にかかわらずNGパターンに入ります。

判断に迷う3つの要注意ケース

FXGTの規約上、明確な違反とまでは書かれていなくても、条項に触れるおそれがあるケースが3つあります。

  • ボーナス口座での両建て:同一口座内でも、相場リスクを取らずにボーナスや取引量(GTLot)の条件だけを消化する目的とみなされると、ボーナス規約の不正利用条項に触れるおそれがあります
  • 複数業者でのEA稼働:同じロジックを複数の業者で動かすと、結果的に業者間の反対ポジションが生まれることがあります(第8.6条は故意でない場合も対象)
  • 取引休止時間をまたぐ取引:日次・週末の取引休止を利用した取引は、両建てを含めて第8.8条の対象です

FXGTのボーナス規約では、取引量(GTLot)として数えるのは5分以上継続して保有したポジションに限ると定めています。短時間の往復や両建てで取引量だけを積み上げる手法は、条件達成の近道にはなりません。

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口座間の両建てが禁止される理由

FXGTが口座間の両建てを禁止する最大の理由は、ゼロカット(マイナス残高保護)の悪用につながるためです。FXGTの利用規約は、口座の有効証拠金がマイナスになっても、その不足分を顧客に請求しないと定めています(第14.12条)。

ゼロカットで片側だけが守られる構造

口座を分けて両建てすると、相場が急変したときに損失側の口座だけがゼロカットで守られ、利益側の口座には利益がそのまま残ります。全体では相場の方向に賭けていないにもかかわらず、口座を分けたことでプラスの結果が生まれる仕組みです。

計算例|口座A・口座Bで両建てした場合

週明けの窓開けで価格が大きく飛んだ場面を想定し、口座を分けて両建てした場合と、1つの口座で両建てした場合を比べます。数値はすべて説明用の仮の値です。

口座を分けた両建てとゼロカット(仮の値)

前提:USDJPYを1ロットずつ保有/週明けの窓開けで150pips(1.5円)下落/1ロットの1pip=1,000円

口座A|買い1ロット

入金50,000円
損益−150,000円
ゼロカット後0円(不足10万円はFXGTが負担)

口座B|売り1ロット

入金50,000円
損益+150,000円
決済後200,000円
2口座の合計入金10万円 → 残高20万円(+10万円)。相場の方向に賭けていないのに、ゼロカットの負担分が利益側に移る構造のため規約で禁止
1つの口座で両建てした場合入金10万円 → 買いと売りの損益は口座内で相殺(スプレッド分のみマイナス)。ゼロカットは発動せず、問題なし

口座を分けた場合、FXGTは損失側の口座の不足分(10万円)を負担し、利益側の口座には15万円の利益が残ります。業者だけが一方的に損をするこの構造こそが、利用規約第8.6条が口座間・他社間の両建てを悪用と定義している理由です。

同一口座の両建てが問題にならない理由

同じ口座で両建てしていれば、買いと売りの損益は口座の中で打ち消し合います。値動きでゼロカットが発動する余地がないため、FXGTが同一口座内の両建てだけを認めているのは筋の通った線引きです。

ボーナスのクッション機能(損失を現金残高から先に差し引き、残高がなくなるとボーナスから差し引く仕組み)も、口座を分けた両建てと組み合わせると同じ構造の悪用になります。ボーナスの仕組みはFXGTのボーナス解説を参考にしてください。

FXGTの両建て時の証拠金ルール

FXGTの両建て時の必要証拠金は、同じ銘柄を同じ数量で両建てしていればかかりません。FXGTの利用規約(第14.11条)は、完全に両建てされた口座には証拠金の要件がないと明記しています。

同じ数量の両建ては必要証拠金ゼロ

FXGTの公式メディアの解説でも、同一銘柄・同一数量の両建ては証拠金が不要とされています。買いと売りの値動きリスクが互いに打ち消し合うため、追加の担保を求められない扱いです。

数量が違うと差額分に証拠金がかかる

FXGTで買いと売りの数量が違う両建てをすると、差額分(ネットの数量)に証拠金がかかります。たとえば買い1ロット・売り0.6ロットなら、証拠金の対象は差額の0.4ロット分です。

必要証拠金の基本式は「取引数量×レート÷レバレッジ」です。レバレッジの上限は口座タイプや有効証拠金の額、時間帯によって変わります。

計算例|USDJPYを1,000倍で両建てした場合

USDJPYのレートを150.00円、レバレッジを1,000倍と仮定し、3つのパターンで必要証拠金を計算しました。いずれも説明用の仮の値です。

両建て時の必要証拠金(仮の値)

前提:USDJPY 150.00円/レバレッジ1,000倍/1ロット=10万通貨

1買い1ロットのみ(片側だけ)
10万通貨 × 150円 ÷ 1,000
15,000円
2買い1ロット+売り1ロット(完全な両建て)
同じ銘柄・同じ数量のため証拠金の要件なし
0円
3買い1ロット+売り0.6ロット(部分的な両建て)
差額0.4ロット=4万通貨 × 150円 ÷ 1,000
6,000円

完全な両建ては利用規約第14.11条で証拠金の要件なし。数量が違う場合は差額分だけが証拠金の対象です。

証拠金ゼロでもストップアウトは起こる

FXGTの利用規約は、完全に両建てした口座でもストップアウトが起こり得ると注意書きしています。必要証拠金がゼロでも、有効証拠金は両方のポジションの含み損益で変動し、スプレッドが広がると含み損が膨らむためです。

同じ数量の両建てでは、含み損はおおむね「建てたときのスプレッド+現在のスプレッド」に相当します。指標発表の前後などにスプレッドが広がり、含み損が口座の資金を上回るとストップアウトになります。

両建て中のスプレッド拡大とストップアウト(仮の値)

前提:口座の資金20,000円/USDJPY買い1ロット+売り1ロット(必要証拠金0円)/建値のスプレッド2.0pips

通常時現在のスプレッド2.0pips
含み損 −4,000円 → 有効証拠金 16,000円
指標発表時スプレッドが20pipsに拡大
含み損 −22,000円 → 資金を上回りストップアウト

ストップアウトは含み損の大きいポジションから順に決済されるため、両建ての片側だけが残る場合があります(利用規約第14.11条)。

FXGTの規約上、ストップアウトは含み損の大きいポジションから順に決済されます。両建ての片側だけが強制決済されると、残った側は相手のいない片張りのポジションになり、そこから先は通常の値動きリスクを負います。

必要証拠金がゼロであることを理由に数量を増やすと、スプレッドが広がっただけで資金が尽きる状態になります。両建ての数量は、片側だけが残った場合でも維持できる大きさに抑えるのが基本です。

口座タイプごとのレバレッジ上限や、有効証拠金による制限の詳細は次の記事で解説しています。

FXGTの両建て解除と維持率の注意点

FXGTで両建てを解除するときは、片側を決済した瞬間に必要証拠金が復活する点に注意が必要です。両建て中は証拠金ゼロでも、片側だけになれば通常どおりの証拠金がかかります。

片側を決済すると維持率が一気に下がる

証拠金維持率は「有効証拠金÷必要証拠金」で計算されます(利用規約第29.36条)。両建てを外す前後で維持率がどう変わるかを、スタンダード口座を例に計算しました(数値は仮の値)。

両建て解除の前後で変わる維持率(仮の値)

解除前|買い1ロット+売り1ロット

有効証拠金20,000円
必要証拠金0円
維持率証拠金0円のため算出されない

売りを決済|買い1ロットのみ

有効証拠金20,000円
必要証拠金15,000円
維持率約133%
ここからの逆行余地(スタンダード口座の水準で計算)マージンコール70%まで約9.5pips/ストップアウト40%まで14pips(1ロットの1pip=1,000円、USDJPY 150.00円・1,000倍)

両建て中は証拠金ゼロで余裕があるように見えても、この例では解除した直後から14pipsの逆行でストップアウト水準に届きます。マージンコールとストップアウトの水準は口座タイプによって異なるため、使っている口座の水準で計算することが大切です。

Close By(相殺決済)は使えない

MT5には、買いと売りのポジションを互いにぶつけて決済する「Close By(反対のポジションによる決済)」という機能があります。ただしFXGTの公式FAQは、Close Byとその一括版(Multiple Close By)をいずれも認めていないと案内しています。

FXGTで両建てを解除するときは、外したい側のポジションを通常の「ポジション決済」で1つずつ決済します。決済時点のスプレッドが損益に反映されるため、スプレッドが広がりやすい指標直後や週明け直後の解除は避けるのが無難です。

📷 SS-6|PC版MT5で両建て中のポジションをダブルクリックして開いた注文画面(「タイプ」欄のプルダウンを開き、Close Byの表示の有無が分かる状態)(撮影後に差し替え)

両建てを外す順番とタイミング

FXGTで両建てを外すときは、先に「残したい方向」を決め、その反対側を決済するのが基本です。少しずつ外したい場合は、決済画面の「数量」欄を変えて一部だけ決済することもできます。

  1. 解除後に残すポジションの必要証拠金と、解除後の維持率を計算する
  2. 気配値でスプレッドが通常の水準に戻っていることを確認する
  3. 外す側のポジションを「ポジション決済」で決済する
  4. 決済後の維持率と、残したポジションの損切り注文を確認する

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FXGTのMT5で両建てする手順

FXGTのMT5口座はヘッジング方式で、同じ銘柄の買いと売りを別々のポジションとして持てます。手順に入る前に、MT5の2つのポジション管理方式の違いを確認しておきます。

ヘッジング口座とネッティング口座の違い

MT5には、1つの銘柄に複数のポジションを持てる「ヘッジング」と、1銘柄につき1つのポジションにまとめる「ネッティング」の2方式があります。FXGTはネッティングを提供しておらず、MT5口座はヘッジング方式です。

ヘッジングFXGTのMT5

ポジション数1銘柄に複数(反対方向も可)
反対注文新しいポジションが追加される
決済方法ポジションを指定して「ポジション決済」
両建てできる

ネッティングFXGTでは提供なし

ポジション数1銘柄に1つだけ
反対注文既存ポジションが減る・決済・反転
決済方法同じ数量の反対注文を出す
両建てできない

ネッティング方式の口座で反対注文を出すと、既存のポジションが減るか決済されるだけで、両建てにはなりません。FXGTのMT5ではこの心配がなく、PC版MT5のタイトルバーにも「Hedge」と表示されます。MT4はもともと注文ごとに別のポジションを持つ仕組みで、FXGTの公式サイトもMT4・MT5の両方で両建てに対応していると案内しています。

PC版MT5で両建てする5ステップ

ここでは、PC版MT5でUSDJPYを同じ数量で両建てし、片側を外すまでの流れを5つのステップで解説します。スマホ版MT5でも、新規注文とポジション一覧の操作の考え方は共通です。

FXGTのMT5で両建てする手順
ステップ

両建てに使う口座で「Hedge」表示を確認する

PC版MT5で両建てに使う口座にログインし、ウィンドウ上部のタイトルバーを確認します。FXGTのMT5口座では「FXGT-Live – Hedge – GT Global Ltd」のように、「Hedge」の表示が入っています。

📷 SS-2|PC版MT5のタイトルバー(「FXGT-Live – Hedge – GT Global Ltd」の表示部分が読める状態・口座番号はマスク)(撮影後に差し替え)

MT5にまだログインしていない場合の手順は、FXGTのログイン方法を参考にしてください。

ステップ

「新規注文」で買いポジションを持つ

気配値表示で銘柄を右クリックして「新規注文」を選ぶか、F9キーで注文画面を開きます。銘柄と数量を確認し、「成行買い」をクリックすると買いポジションが建ちます。

📷 SS-3|PC版MT5の新規注文画面(銘柄USDJPY・数量0.01を入力し、「成行売り」「成行買い」の両ボタンが見える状態)(撮影後に差し替え)
ステップ

同じ銘柄・同じ数量で「成行売り」を出す

もう一度「新規注文」を開き、ステップ2と同じ銘柄・同じ数量で「成行売り」をクリックします。ヘッジング方式のため、買いポジションは決済されず、売りポジションが別に追加されます。

複数のFXGT口座をMT5に登録している場合は、売り注文を出す前に、接続中の口座番号が買いポジションと同じかを確認します。別の口座で売りを出すと、意図せず口座間の両建てになります。

ステップ

「取引」タブで2つのポジションを確認する

「ツールボックス」の「取引」タブに、同じ銘柄の買い(buy)と売り(sell)が2行並んでいれば両建ての完成です。タブ下部の証拠金の欄で、両建て後の必要証拠金と余剰証拠金もあわせて確認します。

📷 SS-1|同一口座内で買い・売りを両建て保有中のMT5ターミナル画面(ツールボックス「取引」タブに同じ銘柄の買い・売りが2行並び、下部の証拠金欄も見える状態)(撮影後に差し替え)
ステップ

外したい側を「ポジション決済」で決済する

両建てを解除するときは、「取引」タブで外したい側のポジションを右クリックし、「ポジション決済」を選びます。ポジションをダブルクリックして開く画面からも決済でき、「数量」欄を変えれば一部だけの決済も可能です。

📷 SS-4|「取引」タブで売りポジションを右クリックし、メニューの「ポジション決済」が表示された状態(撮影後に差し替え)

FXGTではClose Byが使えないため、両方を外す場合も1つずつ決済します。決済後に残ったポジションの維持率を確認すれば、両建ての解除は完了です。

MT5の操作に慣れていない場合は、デモ口座で同じ手順を一度試してから本番の口座で両建てすると、注文先の口座を取り違えるミスを防げます。

規約違反時の措置|利益無効・口座凍結

FXGTで禁止された両建てをしたと判断された場合の措置は、利用規約とボーナス規約に具体的に書かれています。ボーナスを受け取っていない口座でも、利用規約の条項は同じように適用されます。

規約に定められた主な措置

両建てを含む悪用と判断されたときに、FXGTが規約上取れる措置を根拠の条項とあわせて整理しました。どの措置を取るかはFXGTの裁量で、事前の通知なしに行えると書かれた条項も含まれます。

禁止された両建てへの措置(FXGT規約)

該当取引の無効化・利益の没収第2.6条第8.6条第8.8条第23.13条
ボーナスの控除・今後のボーナス対象外第8.6条第22.3条ボーナス規約
口座のブロック(関連口座を含む)第2.6条第8.6条第8.8条
保有ポジション・待機注文のFXGT側での決済第8.6条
読み取り専用(取引不可)への切り替え第23.5.1条
調査中の入金停止・出金の拒否や遅延第23.5.2条
契約の解除・新規口座の開設禁止第2.6条第23.13条
ペナルティ手数料または残高の7%の差し引き第23.13条

第8.6条では、措置のあとに残高があれば顧客に返金するとされています。

読み取り専用になると決済もできない

FXGTは、口座を予告なく「読み取り専用(Read-only)」の状態に切り替えられると定めています(利用規約第23.5.1条)。この状態では新規注文も既存ポジションの決済もできず、ログインして取引履歴を見ることしかできません(第29.46条)。

両建てを持ったまま読み取り専用になると、相場が動いても自分ではポジションを外せません。規約上、措置の際には保有ポジションや待機注文をFXGT側で決済でき、それに伴う損失についてFXGTは責任を負わないとされています(第8.6条・第8.8条)。

調査の間は出金が止まることもある

FXGTは、疑わしい取引について内部調査を行い、その間は入金の停止、注文の拒否、出金の拒否や遅延などの対応ができると定めています(利用規約第23.5.2条)。禁止された両建ては、利益を出金しようとした段階で調査の対象になり、出金が止まる形で表面化することがあります。

海外FX情報メディアの検証でも、FXGTの出金拒否の投稿の主な原因として、1人での複数アカウントの使用や業者間の両建てが挙げられています。経緯はFXGTの評判・口コミの検証記事を、出金手続きの流れはFXGTの出金方法を参考にしてください。

FXGTで両建てを使う場面とコスト

FXGTの同一口座内の両建ては、使いどころを絞れば実用的なリスク管理の手段になります。ただし両建てそのものに利益を生む力はなく、保有している間はコストだけがかかります。

重要指標の前に一時的にリスクを止める

FXGTで両建てが役立つ代表的な場面は、保有中のポジションを残したまま、重要指標の発表をやり過ごしたいときです。反対ポジションを重ねれば値動きの影響は一時的に打ち消されますが、発表前後はスプレッドが広がるため、前述のとおり含み損の拡大とストップアウトの余地は残ります。

ヘッジを外すのは、スプレッドが通常の水準に戻ってからが基本です。指標の結果を見て残す方向を決め、反対側だけを決済します。

含み益を残したまま判断を先送りする

含み益が出ているポジションに同じ数量の反対ポジションを重ねると、その時点の損益をほぼ固定したまま、決済の判断を先送りできます。相場の方向感が戻ったら、外したい側を決済して元の方向に戻します。

この使い方は、損切りの先送りにも使えてしまう点に注意が必要です。含み損のポジションを両建てで固定しても損失は消えず、解除するまでスプレッドとスワップのコストが積み上がります。

両建てにかかる3つのコスト

FXGTの両建てにかかる主なコストは、スプレッド・スワップ・取引手数料の3つです。同じ数量の両建ては、建てた時点でスプレッド1回分、両方を外すまでにもう1回分の負担が生じます。

  • スプレッド:両建てを作って両方を外すまでに2回分(例:2.0pips・1ロットなら約4,000円、仮の値)
  • スワップ:買い・売りそれぞれに毎日付き、合計がプラスになるとは限らない。銘柄によって水曜日または金曜日に3日分が付く(利用規約第16.8.6条)
  • 取引手数料:手数料のかかるECN ZERO口座では、買い・売りの両方のポジションにそれぞれ手数料がかかる

FXGTの実際のスプレッドは、MT5の気配値表示で確認できます。気配値表示を右クリックし、表示列からスプレッドにチェックを入れると、銘柄ごとの現在のスプレッドが列として表示されます。

PC版MT5の気配値表示を右クリックし、表示列のスプレッドにチェックを入れて、FXGTの銘柄ごとのスプレッドを列で表示した画面

口座タイプごとのスプレッドの目安は、FXGTのスプレッド一覧を参考にしてください。両建て中にスプレッドが広がると含み損も同じだけ膨らむため、広がりやすい時間帯を把握しておくと安全です。

スワップフリー日数のある口座タイプ

FXGTで両建てを数日持ち越す場合は、スワップフリー期間のある口座タイプを選ぶとスワップの負担を抑えられます。FXGTの口座タイプ選択画面では、スワップフリーの日数が次のように表示されています。

  • Optimus口座:最大2日間のスワップフリー
  • ECN ZERO口座:最大4日間のスワップフリー
  • PRO口座:最大8日間のスワップフリー

ただしFXGTの利用規約は、スワップフリー期間を悪用する取引に対してスワップや費用を請求できると定めています(第16.8.8条)。スワップフリーの口座と他社の口座を組み合わせた両建ては、第16.8.9条の対象にもなります。口座タイプごとの条件は次の記事で比較しています。

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FXGTの両建てに関するよくある質問

FXGTの両建てについて、検索されることの多い疑問に回答します。

FXGTで両建ては禁止されていますか?

同一の取引口座内の両建ては禁止されておらず、公式FAQでも認められています。禁止されているのは、自分の複数口座間・他社口座との間・他の顧客と組んで行う両建てで、利用規約で利益の無効化や口座ブロックの対象とされています。

FXGTの複数口座で両建てするとバレますか?

FXGTは規約で、顧客の取引環境と取引内容を継続的に監視していると明記しています。同じプロフィール内の口座間の両建ては利用規約第8.6条で名指しされており、口座番号が違っても同じ顧客の取引として扱われます。発覚するかどうかではなく、規約違反そのものを避けることが前提です。

FXGTとXMなど他社の口座で両建てするのは規約違反ですか?

規約違反です。FXGTの利用規約は第三者(他社)と組み合わせた外部ヘッジを第8.6条で禁止しており、プラススワップを狙った他社との両建ても第16.8.9条の対象です。XMの側でも業者間の両建ては禁止されています。

FXGTの両建てに必要証拠金はかかりますか?

同じ銘柄を同じ数量で両建てしている場合、必要証拠金はかかりません。数量が違う場合は、差額分に証拠金がかかります。証拠金がゼロでも、スプレッドが広がって含み損が資金を上回るとストップアウトする点に注意が必要です。

FXGTのボーナスを受け取った口座で両建てしても大丈夫ですか?

同一口座内の両建て自体は認められています。ただしボーナス規約は、ボーナスに関連するあらゆる形態のヘッジや、相場のリスクを取らずにボーナスだけを狙う取引パターンを、ボーナス無効化の事由として挙げています。ボーナス口座での両建ては、リスク管理目的の一時的なものにとどめるのが無難です。

FXGTでClose By(相殺決済)は使えますか?

使えません。FXGTの公式FAQは、Close ByとMultiple Close Byのどちらも認めていないと案内しています。両建ての解除は、外したい側のポジションを通常の「ポジション決済」で1つずつ決済します。

FXGTのMT4でも両建てはできますか?

できます。FXGTの公式サイトはMT4・MT5の両方で両建てに対応していると案内しており、MT4は注文ごとに別のポジションを持つ仕組みです。ただし口座間の両建てが禁止である点は、MT4でも変わりません。

FXGTで両建て中にストップアウトすることはありますか?

あります。FXGTの利用規約は、完全に両建てした口座でも、スプレッドの拡大で含み損が膨らみ有効証拠金を上回ればストップアウトすると明記しています。ストップアウトは含み損の大きいポジションから決済されるため、両建ての片側だけが残ることがあります。

FXGTと他社で同じEAを動かしても問題ありませんか?

銘柄と売買方向が重なる設計だと、業者間で反対ポジションが成立し、外部ヘッジと判断されるおそれがあります。FXGTの利用規約第8.6条は故意でない場合も対象に含めているため、業者ごとに銘柄やロジックを分けておくと安全です。

家族がそれぞれFXGT口座を持って反対売買するのは問題ですか?

問題になります。FXGTの利用規約は他の顧客と組んだ両建てを禁止しており、家族であっても別々の顧客です。ボーナス規約も特典を1人・1端末・1ネットワーク環境ごとに制限しているため、同じ家庭内の口座は関連口座として扱われる可能性があります。

FXGTで両建てを解除するときの注意点は?

片側を決済すると、残った側に通常どおりの必要証拠金がかかり、証拠金維持率が一気に下がります。解除後の維持率を先に計算し、スプレッドが通常の水準に戻ってから外すのが基本です。

両建て中もスワップはかかりますか?

かかります。スワップは買い・売りの両方のポジションに毎日付与され、合計がプラスになるとは限りません。FXGTで数日持ち越すなら、スワップフリー日数のあるOptimus・ECN ZERO・PRO口座が選択肢になります。

まとめ|FXGTの両建ては1口座で完結

FXGTの両建てルールは、「同じ取引口座の中で完結させる」という1点に集約されます。最後に要点を整理します。

  • 同一口座内の両建ては公認。口座間・他社間・他人との両建ては利用規約第2.6条・第8.6条などで禁止
  • 禁止の理由は、口座を分けるとゼロカットの負担分が利益側に移る構造になるため
  • 同じ数量の両建ては必要証拠金ゼロ。ただしスプレッド拡大でストップアウトは起こり得る
  • 解除はClose Byが使えないため片側ずつ。解除直後の維持率を先に計算しておく
  • 違反時は利益の無効化・ボーナス没収・口座ブロック・読み取り専用化・残高の7%差し引きまで規約に明記

同一口座内の両建ては、指標前のリスク調整や判断の先送りに使える正式な取引手段です。証拠金とスプレッドの仕組みを理解し、規約の範囲内で使う限り、FXGTの両建ては有効なリスク管理の道具になります。XMの両建てルールとの違いは、XMの両建てルール完全ガイドを参考にしてください。

FXGTの解説記事は、FXGT完全ガイドにテーマ別でまとめています。

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この記事を書いた人

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